MTG 旧枠EDH

バントカラーとエスパーカラー

セカンド・チャンス

セカンド・チャンス / Second Chance

航行長ハナ / Hanna, Ship’s Navigator

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セカンド・チャンス / Second Chance 生贄で追加のターンを得る→航行長ハナ / Hanna, Ship’s Navigator で墓地から回収して再度唱えておく

この繰り返しで無限ターンが発生

簡単そうに見えるが事前準備が必要で、そのハードルがなかなか高い。

まず 航行長ハナ / Hanna, Ship’s Navigator の起動型能力がコストにタップを含むため、特殊な状況でもない限り前のターンまでに召喚しておかなければならない。ちなみにタップに加えて(1)白青のマナも支払わなくてはならない。

次に セカンド・チャンス / Second Chance 側の要請だが、アップキープ時にライフを5点以下にしておかなければコンボをスタートできない。バントカラーや白青だとその手段は ファイレクシアの処理装置 / Phyrexian Processor ということになる。ライフ5点という危険な状況に自ら持ち込んで過大サイズのミニオントークンを生成する準備までし、そこから更に無限ターンというのはリソースの無駄遣いも甚だしい。

それでも無限ターンのアドバンテージは圧倒的で、成立してしまえば勝利はほぼ確定する。余剰システムクリーチャー等でダメージを重ねていっても良いし、ミニオントークンを複数体生成してしまえば大ダメージも期待できる。

このコンボを採用する場合は 航行長ハナ / Hanna, Ship’s Navigator をジェネラルに据えておきたい。擬似的にコンボパーツの枚数を減らすことができ、更に他のパーツを墓地経由で揃えやすくなる。

問題は起動型能力のコストの重さと、白青というデッキカラー故のマナ基盤の脆弱さか。

エスパーカラーのデッキであれば ネクロポーテンス / Necropotence を筆頭にライフを削る手段はたくさんあるだろう。残ライフ5点の状態で無限ターンを守り抜けるのなら、採用してみても良いかも知れない。